イシモチソウ
- Drosera peltata -



2008.9.4 千葉県

  写真は千葉県の自生地にて撮影。 かなり遅くに狂い咲きしていた個体です。 本来は5〜6月に開花します。

2011.6.20

2011.5.26

  栽培はやや難しいです。 湿地の植物ですが,他種に比べて少し乾き気味の環境を好みます。 腰水にはせず,表土が軽く乾いてからの潅水を心がけましょう。
  殖えはあまり良くありませんが,肥料をキチンと与え,強めの日照を確保していれば,そこそこの頻度で分球する筈です。 また,種子ではなく地下の球根で越冬するため,冬季も乾燥及び凍結に注意します。 案外冬場に凍らせて枯らしてしまうことも多いです。
  イシモチソウの栽培においては,強風と豪雨も意外な脅威です。 本種は細い茎に粘液のたくさんついた葉を山ほど付けるため,ちょっとした負荷で根本から折れてしまいます。 こうなると作落ちは必至で,そのまま枯れてしまうこともしばしばです。 台風が来る日などは,早めに鉢ごと取り込むか,支柱を立てておくかして対策しておきましょう。


BACK / TOP

inserted by FC2 system