ムジナモ
- Aldrovanda vesicurosa -



2012.10.4

  野生絶滅種。 かつては日本全国の河川・池沼にポツポツと分布していました。 姿かたちの面白い,魅力的な食虫植物です。
  栽培はやや難しい部類です。 酸性で有機物の多い水を好むため,長期維持には特殊な水作りが必須になります。 一般的にはピートモス・藁・落ち葉等を投入して,水質を調整するようです。
  現在流通しているムジナモは,その殆どが埼玉県宝蔵寺沼,もしくは京都府巨椋池由来の個体です。 いずれも栽培下で維持増殖されており,比較的容易に入手できます。

2012.11.4

  晩秋,先端に殖芽を作り,冬に備えます。

2009.3.11

  春には殖芽が解け,元の姿に戻ります。 この時期はトラブルが多いです。 落枝などに引っかかり浮かび上がれない,アオコにまかれて成長できない,などなど。 こういった事態を避けるため,冬のうちに殖芽を回収しておくのも一つの手です。


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