アキザキナギラン
- C. javanicum var. aspidistrifolium -



2012.11.9 東京山草会にて

  晩秋,味わい深い深緑の花を咲かせます。 花茎は葉柄よりも短く,花の咲く位置もやや下方気味。 また,全体的に緑が濃く,葉縁は滑らかでざらつきません。 ナギランより個体数の少ないランであり,分布はより南方に限られます。
  栽培はナギランと大差ないです。 というより,むしろナギランより育てやすいようにも感じます。 冬は多少の保護を施し,春から夏は風通し良く育てましょう。 殖えはあまり良くありませんが,じっくり作れば確実に作は上がります。

2014.12.6 東京山草会にて

  変異個体としては,覆輪や中透け,縞などの斑入りのほか,素心花および準素心花が発見されています。 写真は中透け。バルブふかしでの増殖苗だそうです。


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