ホザキヒメラン
- M. latifolia -



2014.8.30

2014.6.5

  ヤチラン属の国産最大種です。 新芽の展開と同時に黒褐色〜淡紫色の地味な花を咲かせます。 アジアの熱帯に広く見られますが,国内では沖縄県にのみ分布が確認されているそうです。
  性質はユウコクランに近く,栽培はやや容易な部類。 バックバルブは長持ちしませんが,早めに切って伏せれば小苗を得ることが可能です。 写真一枚目の個体もバルブふかしによって得られたもの。 小苗どころか,伏せた当年に花を見ることが出来ました。

2014.6.5

  花の拡大写真。 唇弁が上にあり,一般的なランから見れば逆さまに開花しています。 本属共通の特徴です。

2014.8.30

  根本の様子。 バルブには節ごとに成長点があるようで,伏せると複数の芽が出てきます。


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