コゴメキノエラン
- Liparis elliptica -



2013.2.6 東京山草会にて

  奄美大島由来の個体。 種の保存法指定種になる前から作られているものだそう。 栽培者の方曰く「かなり丈夫でよく殖える」とのこと。 性質はキノエササランなどと大差ないようです。

2013.2.6 東京山草会にて

  花の拡大。 とても小さいですが,透明感があり美しいです。 この花が米粒の破片のようであることから "小米樹上蘭" の名が付けられました。

2014.5.18 東京山草会にて

  無菌培養苗。発芽率もよく,芝生のように生え揃います。 この瓶内の個体だけでも,自然下の総個体数を上回っているのでは・・・
  自然下では数個体しか存在しなかった植物が,きちんと人の手にかかればここまで増えます。 自生地の環境はいつ変化するかしれません。 本種のように野外における個体数が極端に少ない種は,自生地保全と同時に栽培下での保全も積極的に行うべきかと思われます。


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