ミヤマトキソウ
- Pogonia. sp -



2014.7.14 関東地方

2014.7.14 関東地方

  東北〜中部地方に分布する,ヤマトキソウに似たランです。 花はやや開き,側花弁は淡桃色に朱色の帯。 唇弁は白色であることが多く,大抵トキソウよりも細くなります。 トキソウとヤマトキソウの中間的な形態から,両者の雑種ではないかとの考えもあります。
  地域によっては,トキソウ〜ミヤマトキソウ〜ヤマトキソウと連続的な変化を示すこともあり,厳密な定義は難しいのが現状です。

2014.7.14 関東地方

2014.7.14 関東地方

  写真は関東某所の山岳地帯,標高1500b地点にて。 高山の湿った崖や裸地,草地などに生育します。

2014.6.4

  栽培の難易は個体に依るようです。 写真の個体は青森県由来のものですが,トキソウと同じ管理で問題なく栽培できます。 見た目も本種としては,ややトキソウ寄りのものであるため,栽培下の性質もそれに近いのかもしれません。

2014.7.1 知人宅にて

  こちらは秋田県由来の典型的なミヤマトキソウ。 上記の個体に比べるとかなり虚弱で,栽培は非常に難しいとのことです。


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