オキナワセッコク
- D. okinawense -



2015.3.21

  沖縄本島に分布する大型の着生ラン。 長く下垂するバルブが特徴で,大きな株では1メートル近く垂れ下がります。 セッコクとはぱっと見でだいぶ異なりますが,正確には唇弁内部の隆起の有無で区別されています(オキナワセッコクには,唇弁内部に二条の軟毛のある隆起が見られるそうです)。また,花期も一ヶ月ほど早いです。
  今でこそあちこちで売品を見かけるようになりましたが、 かつては譲渡移動が法律で禁止されるほど厳しい状況にありました。 絶滅の危機に瀕していた植物が,人の手でここまで陳腐化されたというのは喜ばしいことです。 安価に手に入る植物になってしまいましたが,今ある個体は大切にしていきたいものですね。

2015.3.22 東京山草会にて

  本種は案外耐寒性があり,関東なら無加温の温室でも冬越しできます。 ただ,やはり寒さに当てると葉が落ちたり,バックバルブが傷んだりと良いことがありません。 本来の魅力を引き出すには,結局加温が必要です。

2015.3.22 東京山草会にて

  屋久島産のセッコク。 オキナワセッコクと同時期に開花し,茎もやや下垂します。 分類的にはセッコクになりますが,オキナワセッコクとの関連性が気になります。


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