独花蘭(どっからん)
- Changnienia amoena -



2015.3.6

2015.3.6

  中国の地生ラン。冬緑性で,春に花を咲かせます。 花は大きく,ホテイランとショウキランの間の子のような感じ。 栽培もギリギリ可能なようで,野生ラン好きにはたまらない植物です!!
  近年,不定期に輸入され,多少は流通するようになりました。 しかし現地では手厚く保護されているそうですので,今後も入手できるかは怪しいところです。
  写真の個体は昨年の輸入品。 以前のものに比べると,花が大きく,綺麗に開く優れた個体に見えます。 カラス葉や濃色個体など,幾つかの変異個体もあるようですし,ぜひ複数系統集めてみたいものです。

2015.3.19

2015.3.19

  こちらは作り込み株(とは言っても昨年の戴きものですが…)。 前の棚では一株から5〜6年?で10倍ほどに増えているそうです。 これまで野外の無加温フレームで管理されていたそうですが,私は屋内の窓際に置いています。
  水加減は半腰水。常にビシャビシャにはしませんが,水は絶対に切らしません。 遮光はほぼ無し。 窓越しとはいえ,直射に近い光を当てているためか,葉のアントシアンがかなり強く出ています。
  しかし,いまいち分からないのが生育適温です。 今のところ5〜10℃くらいだと思って管理していますが,自生地では雪も降るとか… とりあえず,凍らない程度の寒さを維持し続けるのが無難なようです。

2015.3.19

  葉の付け根のバルブ。花が咲く頃には相当大きくなっています。 出芽時から結構液肥を与えて来ましたが,やはり肥料は効くようです。

2014.12.6

  初冬のようす。 晩秋には成長を始め,この時期には葉を展開しています。 まるでサイハイランのような生活サイクルですね。

2020.01.30

  カラス葉とウズラ葉と星斑葉の個体。カラス葉は花も濃色になります。昨年輸入された際、かなり色々なバリエーションが発見されたようです。一方で,今後の輸入の目途は立っていないようですが。


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