ヒツジグサ
- Nymphaea tetragona -



2013.6.16

  日本に自生する唯一のスイレン。 日本全国の池や沼に広く分布しています。 真っ白な花をちょうど未の刻に咲かせることから,この名が付いたそうです。
  山地や高層湿原の池沼に好んで生育するため,栽培は難しそうに見えますが,案外暑さにも強く丈夫です。 ただ,移植には弱いため,育てるなら種からか,もしくはポット植えのものを購入するかした方が良いでしょう。
  選別個体としてはピンク花等が存在するようですが,殆ど流通はありません。

2012.6.23

  実生は簡単に得られます。 写真中央辺りの心臓型の葉がヒツジグサの小苗です。 肥料なしでも,ここから一年程で開花します。

2012.9.3

  上の写真から三ヶ月後の状態です。 もう花が付いてもおかしくない大きさにまで成長しています。

2014.7.13 群馬県

2014.7.13 群馬県

2014.7.13 群馬県

  尾瀬ヶ原にて。オゼコウホネと共に花を咲かせていました。


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