キバナノセッコク
- D. catenatum -



2013.7.20

2013.7.20

  セッコクに似ていますが,花が黄緑色で茎は大きく下垂します。 四国以南に分布する暖地性の種であり,栽培下でも凍結はご法度です。

2011.5.4

  生育期間がセッコクよりも長いため,関東では晩秋加温しないと生育不良を起こします。 強い乾燥も苦手なので,水は完全には切らさないように管理しましょう。

2013.7.3

  屋久島の個体。 茎が下垂せず,全体的に小じんまりした姿になります。 殖えの良い系統です。

2014.6.5 東京山草会にて

  素心花。淡い緑色が美しいです。 高知県で発見されたそう。

2015.2.15 鈴木園芸にて

  斑入りの超有名品種「舞鶴」。純白の中透けですが,結構丈夫な個体だそうです。

2015.2.15 鈴木園芸にて

  チャボ豆葉「南州達磨」。

2014.3.9 東京山草会にて

  縞斑の実生苗。 近年,この類の斑入りがよく出まわるようになりました。 柄は良い個体が多いのですが,残念ながら殆どが "イセ(キバナノセッコクとセッコクの交配種)" もしくはそれにキバナノセッコクを戻し交配したもののようです。
  イセ系統と純粋なキバナノセッコクは,花の色や斑紋等で見分けられます。 イセは唇弁奥の赤い模様がぼやけ,紅一点花のような雰囲気になりますが,キバナノセッコクではそれが棒状の赤斑が並んだ模様になります。 また,イセは花が白色になることが多いですが,キバナノセッコクは全て薄緑です。


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