ミズチドリ - P. hologlottis - 2014.7.13 2013.6.16   沖縄県を除く日本全国に分布する，湿地性の大型種。 花は純白で良い香りがあり，清々しいです。 基本的に冷涼な環境を好みますが，高層湿原から低地の湿地にまで広く生育します。   以前は栽培できない種とされていたのですが，近年，やや丈夫で育ちやすい個体が流通するようになりました。 2013.5.5 2013.5.19 2013.6.16   葉は軟質で傷みやすいです。雨や強風からはできるだけ保護します。 強光下では葉先が多少焼けますが，生育には大して影響ありません。 徒長するよりずっとマシなため，少なくとも出芽から開花までは無遮光で管理しましょう。   当然ですが，水は非常に好みます。 根茎が沈むくらいに腰水しても大丈夫です。 ただ，どんな種にも言えることですが，停滞水は好ましくありません。 腰水でも毎日たっぷり灌水します。 2012.10.27   ミズチドリの根茎です。 1つの株から大きな芽が2つ出ています。 写真の鉢で用いている培養土は鹿沼・桐生砂の混合ですが，水苔単用でも問題ありません。 また，案外肥料食いのため，砂植えの場合は春先に液肥などを施します。 BACK / TOP