リュウキュウサギソウ
- H. pantlingiana -



2014.2.6 東京山草会にて

2014.2.6 東京山草会にて

  蜘蛛のような花を持つユニークなランです。 全体が無毛でつるつるしていることから "ナメラサギソウ" とも呼ばれます。 国内では奄美大島以南に分布しており,姿の似たテツオサギソウに比べると個体数もやや多いようです。
  基本的に冬緑性で,夏の間は肥大した根のみの姿になって休眠します。 他の冬緑生ハベナリアと同様に育てられますが,一切株繁殖しません。無菌培養も難しいそうで,現状,栽培はお勧めできない種です。

2012.9.3

  晩夏の出芽。 この時期の葉は柔らかく,傷みやすいです。 葉の付け根の水から腐ったり,根本の蒸れから倒れたりすることも多く,関東では維持すら儘なりません。


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