ヤクシマヒメアリドオシラン
- V. yakushimense -



2011.9.17

  ハクウンラン属の地生ラン。 ハクウンランとは葉の形状で区別されますが,種間交雑も容易で,余りはっきりとした差はないようです。
  栽培はハクウンランに比べると大分マシな印象。 環境が合えば栄養繁殖も行います。 用土は特に選びませんが,多少の有機質はあったほうが良さそうです。 また,さすがに凍結は厳しいですが,さして温度も必要としないようです。 実生が比較的得やすい種ですので,積極的に播種してみるのも面白いかもしれません。

2011.7.22

  開花前の状態。 こんなに小さな苗でも開花します。 地下部ではリゾームのような見た目の根茎が広がっているはずです。
  なお本種も調子を悪くすると,ハクウンランと同様,根茎のみの状態になって休眠します。 この状態からの復活は絶望的で,何年も数センチの根茎だけが鉢に残される・・・ということもしばしばです。


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