シュンランの仲間  [栽培種リスト]
- Cymbidium -


情緒あふれる草姿と大輪ながらも落ち着いた花で,古くから愛されている仲間です。
栽培も容易なものが多く,初心者から玄人まで幅広く楽しめます。
一般的にはシュンランとカンランのみが有名ですが,国内には意外と数多くの種が分布しています。

※ 国内産シンビジウムの詳しいリストはこちら



和名 学名 栽培の可否 耐暑性 耐寒性 増殖率 備考
シュンラン C. goeringii 1.5 日本を代表するランのひとつ。数多くの銘品が選別されている。
極端な寒さや水のやり過ぎ,そしてウイルスにさえ気をつければ非常に強健。
カンラン C. kanran バブル期前後にあらゆる自生地で採取され尽くした。栽培品は多いが,自生は非常に稀。
やや南方寄りの種であるため,寒さには若干弱い。
ヘツカラン C. dayanum
var. austro-japonicum
縞斑の「小松錦」や純白花等,台湾産の選別個体が導入され,大量に流通している。
日本に残された自生地はごく僅か。
大型種で,葉長は1m近くなることも。強健だが低温には弱いため,凍結は避ける。
コラン
写真解説
C. koran 中国を分布の中心とするが,日本にも僅かな自生が確認されている種。
販売品のほぼ全てが中国・台湾原産の個体であると思われる。
栽培はどれもカンランと同様。
スルガラン C. ensifolium
ホウサイラン C. sinense
ツシマニオイシュンラン Cymbidium sp. 旧い栽培品が細々と作り伝えられている。栽培は特に難しくないが,入手は困難。
ナギラン
写真解説
C. lancifolium
var. lancifolium
(△) 1.2 Cymbidiumとしてはやや性質が弱く,長期の維持が難しい。寒さにも弱く,凍結は厳禁。
アキザキナギラン
写真解説
C. lancifolium
var. aspidistrifolium


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